ブログの書き出しはどうやって書けばいいの?
読まれる記事が書きたいです。
- 書き出しの役割ってなに?
- 書き出しはどうやって書くの?
- どうすれば魅力的な書き出しになるの?
- 書き出しの例文やテンプレートがあれば参考にして書きたいな
- 書き出しの注意点もあれば知りたいな…
今回はこんな疑問にお答えします。
この記事を読むと、魅了的な書き出しが書けるようになってブログ記事の滞在時間を延ばせますよ。
私も書き出しの「型」に沿って書いた結果、1ヶ月あたりの平均ページ滞在時間が20分を超える記事を書けるようになりました。
あなたもこの記事を参考に魅力的な書き出しを書く方法をマスターして読者の心をつかみ、滞在時間が長い記事(=読者満足度の高い記事)を目指してみてください!
読者満足度の高い記事は、Google評価も高くSEOで優位ですよ
※プロモーションを含みます
【ブログ冒頭リード文】書き出しの役割
書き出しは、タイトル下の記事冒頭から書かれるリード文のことです。
ブログ読者は書き出しを見て、記事を読むかを瞬時に判断します。
つまり、書き出しは「読者の関心」を掴むための重要なパート。
- 記事を読むメリット
- 記事の信頼性
- 読者にとって特別な情報があることを示す
上記の点を意識して書くと、「続きを読みたい!」と思ってもらえますよ。
書き出しが重要な理由
ブログに訪れてくれた読者の特徴がわかると、書き出しの重要性を理解できます。
ブログ読者の特徴は以下の通り。
- たまたまGoogleの検索結果で見つけたからクリックして読んでみる。
記事の質が悪いようだとすぐサイトから離脱、ほかにも似た記事のあるブログへと行く。 - ブログ閲覧は無料なので、学ぶ意識が薄い。
わかりにくい文章、デザイン、知りたい情報がすぐ手に入らないと即離脱。
大半のブログ読者は、検索結果で上位表示された記事を、目に入った順に何気なくクリックしています。
読むことへのモチベーションは低いため、
「あ、自分の悩みを解決できないな」「読みにくいな」
と感じた瞬間、すぐにブログから離脱。
⇒ 似た記事のある競合サイトへと移行します。
ですので、書き出しでは読者を引き込むため結論ファーストで役立つ記事であることを示して、「続きを読みたい」と思わせることが必要です。
Google評価に影響する「滞在時間」
Googleによるサイト評価では、記事からすぐに離脱し検索結果に戻ってほかのサイトを探すようなブログは、「読者の満足度が低いサイト」と判断され、検索順位に不利な判定が下ります。
そのため、Googleの評価を上げるためには記事の滞在時間を延ばす必要があり、魅力的な書き出しで読者の興味を惹くことが大切ですね。
Googleからよい評価を得るためにも、書き出しのライティングスキルをしっかり磨きましょう。
【滞在時間20分超の記事で解説】ブログ書き出しの型・テンプレート|例文
ブログの書き出しの「型」は、下記の通り。
- 読者の悩みを明確にする
- 解決できることを伝える
- 悩みを解決できる根拠を示す
- 記事の要約を伝える
- 読み終えた後に読者が得られることを伝える
以上の流れで、読者の興味を惹く書き出しが完成します。
当ブログの滞在時間が20分を超える記事も、上記の型に沿って作成していますよ。
20分超の記事の書き出し
ブログ書き出しの「型」
- 読者の悩みを明確にする
→努力を続けることが難しい、努力を続けるコツを知りたい - 解決できることを伝える
→経験から、努力のコツについて伝える - 悩みを解決できる根拠を示す
→飽き性で続けることが苦手、それでも勤続18年、ブログは2年続いている - 記事の要約を伝える
→記事の内容、努力のコツについて伝える - 読み終えた後に読者が得られることを伝える
→努力のコツをつかめる、だから「目標に向かい続ける」のをあきらめないでほしい
書き出しの「型」の流れについて、20分を超える記事を例に詳しく解説していきます。
①読者の悩みを明確にする
ブログ記事の冒頭で、「読者の悩み」を明確にしましょう。
読者が持つ悩みを言語化することで記事への関心を高め、強い共感を引き出せます。
②解決できることを伝える
「この記事を読むと悩みが解決します」ということをはっきり伝えましょう。
①によって読者自身が悩みを鮮明に実感していますので、この記事が役に立つことを提示します。
③悩みを解決できる根拠を示す
「悩みが解決できる根拠」を示しましょう。
根拠となるものは下記の通り。
- 実績
- 権威性
- データ
上記のような根拠となるものを提示して、読者からの信頼を得ましょう。
勤続18年、ブログ歴2年以上の経験が継続できる根拠になります
④記事の要約を伝える
「記事の内容」を要約して見せましょう。
悩みの解決方法を見つけると、読者はその情報を目当てに記事を読み進めてくれます。
読者が抱える「潜在ニーズ」についても触れておくと、より惹きつける効果がありますね。
⑤読み終えた後に読者が得られることを伝える
最後に、「記事を読み終えた後の読者が得られること」を伝えましょう。
「理想とする将来像」をイメージしてもらえるように伝えると、読者のモチベーションは上がって記事を最後まで読んでもらえます。
検索キーワードの奥にある「潜在ニーズ」の解決につながることも伝えると、読者の心を掴めますよ。
キーワードと潜在ニーズについては「キーワード選定のやり方3ステップ」で解説中です。
以上、書き出しの型についての解説でした。
下記のテンプレートを用いると素早く「書き出し」を作成できますので、まだ書き方に慣れていない初心者の方はご利用ください。
【滞在時間を延ばす】ブログの書き出しテンプレート
- ユーザーの悩み1
- ユーザーの悩み2
- ユーザーの悩み3
こんな悩みを解決できる記事になっています。
(読者の悩みを言語化)
この記事でご紹介する「○○」を実践すれば、初心者でも△△できますよ!
(読者の悩みを解決できることを主張する)
なぜなら、実際に私もこの方法で△△の悩みを解決できたからです。
(根拠を伝える)
画像:上記の根拠を証明する「画像」などがあるとよい
この記事では、□□について解説しています。
(記事の要約)
記事を読み終えると、あなたも△△できるようになりますよ!
(読み終えた後に読者が得られることを伝える)
書き出しの「型」を反映したテンプレートです。
初心者の方でも記事に引き込む書き出しになりますよ
ブログの書き出しを「魅力的」にする3つのコツ
上記でご紹介した「書き出しテンプレート」は、基本を押さえた書き方です。
点数にすると70点ほどの出来栄えになります。
慣れないうちはテンプレに沿って作成し、まずは書き出しの書き方に慣れていきましょう。
さらに魅力的な書き出しとするには、下記3つのコツを実践すると効果的ですよ。
- 実績・権威性をアピールする
- 欲求を刺激する
- 装飾を活用する
コツ1:実績・権威性をアピールする
実績や権威性をアピールすべき理由は、「ほかの記事よりも良いこと書いてありそう!信頼できそう」と思ってもらえるからです。
- 投資:現役証券マン・銀行員・投資歴20年・FX収益1000万・株利回り年率5%を15年継続中⇒資産2倍達成
- 転職:転職エージェント歴7年・現役大手上場企業人事課採用担当者
- ブログ:ブログ歴10年・ASP広告代理店経験者・ブログ月収50万以上
過去の経験を洗い出してみて、ほかの人にはないあなたの実績を探してみてください。
実績がない場合でも、好きなジャンルを選んで一から始めた過程をブログで発信し続ければ、小さな実績を積み重ねてアピールする機会になります
コツ2:欲求を刺激する
書き出しで「読者が抱く理想像」をイメージしてもらうことによって、強い興味を惹けます。
読者が達成したい欲求を刺激するには、検索キーワードの奥に潜む「潜在ニーズ」に訴えると効果的。
具体的には、
- この痩せる秘訣がわかると、3ヶ月後にはズボンがゆるゆるになっています。
- 富裕層が実践するたった1つの習慣から学ぶ、お金に困らなくなる方法。
- 疲れないサラリーマンに共通する秘密、わかります?
- 絶対に転職してはいけない会社の特徴をつかみ、理想の会社に入りましょう。
など、隠し味として「欲求を刺激する内容」を少しだけ挟むと、読者は強く引き寄せられます。
やりすぎると仰々しく煽り立てる文となり、読者が離脱する原因に。
ですので、少しだけエッセンスとして使用しましょう
コツ3:装飾を活用する
ブログ記事の読者は、
「たまたまGoogleの検索結果で見つけたからクリックして読んでみる」
という方がほとんどです。
つまり、視認性の悪いブログ、読みにくい文、デザイン性の低い記事では一瞬で離脱されてしまうということ。
ですので、少しでも記事を読んでもらうために「装飾」を活用しましょう。
ふきだし、マーカー、太文字の3つを活用するだけでも、見栄えが変わります。
大事なところは装飾で強調し、記事にメリハリをつけましょう
【ブログの書き方】書き出しを書く際の注意点3つ
ブログの書き出しを書く際に、注意点が3つあります。
初心者の方によくある間違いですのでチェックしてみてください。
書き出しの注意点【3つ】
- タイトルとの整合性を保つ
- 長くなりすぎない
- 記事の内容と関係がないことは書かない
注意点1:タイトルとの整合性を保つ
記事タイトルを盛りすぎた結果、記事の内容と整合性がとれなくなるNGパターンです。
というのも、タイトルに惹かれてクリックして訪れた読者が、「書き出し」からタイトルと記事内容が食い違っているのに気づくと、「だまされた!話が違う!」と感じてすぐに離脱してしまう原因に…
ですので、記事タイトルと書き出し、記事の内容とは乖離が無いよう整合性を保ちましょう。
注意点2:長くなりすぎない
ブログの読者は基本的に、知りたい情報がすぐに欲しくて検索しています。
ですので、不必要に長すぎる書き出しは読者が離脱するポイントになりますので要注意です。
「読者が必要としている情報」をすぐに届けることを意識しましょう
注意点3:記事の内容と関係がないことは書かない
たった数行の文でも読者にとっては必要のない情報と受け取られることがあります。
理由はシンプルで、ブログの読者は本題以外の話に興味がないからです。
たとえば、「ブログのアクセスを増やす方法が知りたい!」と思っている読者に向けて、以下の書き出しではどうでしょうか?
悪い例文
1.こんにちは、ブロガーの○○です。
2.副業目的でブログを始めて、そろそろ2年が過ぎます。
3.最初の頃は「SEOってナニ?」という感じで、何から始めていいのか悩んでばかりでした。
4.わからないことを検索してもブロガーによって言っていることは様々で、どの情報を信じていいのやらと悩む日々…
5.その中でとくに悩んだのが、「ブログにアクセスを集める方法」です。
6.アクセスを増やす方法って、なにが正解かわからなくて悩んでしまいますよね。
7.そこで、この記事ではブログ歴2年の僕が初心者向けに「ブログのアクセスを増やす方法」について解説します。
8.ブログのアクセスを増やしたいと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
上記は一見すると普通の書き出しのように見えるかもしれませんが、2~5は読者にとって不必要な情報です。
数行の文章でも読者の離脱ポイントとなりえますので、必要のない情報は削っていきましょう。
魅力的な書き出しでブログ記事の滞在時間を延ばそう!
この記事では、ブログ冒頭部分にあたる「書き出し」の型と初心者向けのテンプレートをご紹介しました。
ブログの書き出しは、読者を記事に引き込むための重要なパートです。
意識して書くことで魅力的な書き出しとなり、ブログの滞在時間を延ばせますよ。
いざ記事を書くときに困らないように、復習しましょう。
- 読者の悩みを明確にする
- 解決できることを伝える
- 悩みを解決できる根拠を示す
- 記事の要約を伝える
- 読み終えた後に読者が得られることを伝える
この記事が少しでもあなたのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!