【2020年10月】父が”急性細菌性前立腺炎”になった話・前編【症状は地獄絵図】

【2020年10月】父が"急性細菌性前立腺炎"になった話・前編【症状は地獄絵図】


この記事は、先月(2020年10月)の中旬に父が【急性細菌性前立腺炎】になったときの様子をまとめた記事になります。



【急性細菌性前立腺炎】とは、

  • どんな症状なの?
  • 何かを受診すればいいの?
  • 薬は?治療期間は?

といった疑問について扱っています。

入院までは、下記の時系列です。


・2020年10月17日(土):父が帰宅後、夕方から急に「寒気と残尿感」を訴えて寝込む。
深夜に39.9度の高熱
・10月18日(日):「#7119」に連絡後、案内された休日当番医の病院へ
・10月19日(月):泌尿器科の病院へ
・10月20日(火):泌尿器科の病院から「紹介状」を受け取り、総合病院へ
 ⇒ その場で入院決定

2020年10月17日、私が実家へたまたま帰省した日に、父が布団で寝込んでいました。


父は午前中から外出しており、16時頃に帰宅。


私が実家に到着したとき(18時頃)にはすでに父は寝込んでおり、父は夕方17時頃から「急に寒気と残尿感」を感じて布団で寝ていました。


19時頃は、まだ布団から起き上がってご飯を食べる元気はありましたが、「う~~~寒い寒いっ!」と寒気がひどくなってきていました。


念のため熱を測ってみると、37.4度と発熱はあるもののまだそれほど高熱にはなっていません。


夕食後トイレに行く回数も段々増え始め、トイレに行った後も残尿感が続いているような状況でした。



父は過去40年前に急性の腎盂腎炎を経験しており、そのときの症状と似ていると言っていました。

目次

【急性細菌性前立腺炎】とは、どんな症状なの?

【急性細菌性前立腺炎】とは、どんな症状なの?


腎盂腎炎

高熱、背中・腰の痛み、残尿感、頻尿、悪寒、倦怠感など



夕食後19時頃の症状

残尿感、頻尿、悪寒、発熱(37.4度)


夕食後19時頃の症状は、残尿感、頻尿、悪寒、発熱(37.4度)



腎炎のときのような背中や腰の痛みはなく、倦怠感もないそう。




夕食後、家に常備してある「腎仙散」を服用し、22時頃まで寝ることができました。


22時にトイレで目覚めたときに熱を測ると、38度台になっています。

深夜0時頃の症状

残尿感、ひどい頻尿、悪寒、高熱(39.9度)

1時間の間にトイレへ2~5回行くようになる。尿意があっても全然出ない。


尿を出そうとすると痛みがある。



深夜0時頃の症状は、熱を測ってみると、39.9度まで上昇。



1時間の間にトイレへ2~5回行くようになります。




尿を出そうとすると痛みがあり、ひどい頻尿と残尿感、そして高熱が朝まで続いている状況です。


【急性細菌性前立腺炎】は、何科を受診すればいいの?

【急性細菌性前立腺炎】は、何科を受診すればいいの?


日曜の朝を迎え、熱が下がっておらず尿の出もかなり悪くなっていましたので病院に連れて行くことにします。



日曜日ですので、“泌尿器科”で開いている病院はありません。



泌尿器科の代わりに、【内科】で日曜日も診察している病院をGoogleで探してみると見つかりましたので、診察開始時間を回ってから電話をしてみます。




【残尿感と頻尿、熱】の症状を伝えると、うちの病院で診察することはできないので泌尿器科を受診するよう言われます。





#7119(救急安心センター事業)


次に、#7119(救急安心センター事業)へ電話します。


先ほどの内科で伝えたのと同じ症状を伝えると、熱があるので念のため新型コロナの問診をすることになります。


以下の項目について、電話で質問されます。


新型コロナウイルス感染症に関する問診【項目は7つ】

【新型コロナウイルス感染症に関する問診】

(1) 風邪症状、37.5 度以上の発熱がありますか?

(2) 2週間以内に、風邪症状や 37.5 度以上の発熱が
  ある人と濃厚接触しましたか?

(3) 倦怠感(強いだるさ)や呼吸困難(息苦しさ)が
  ありますか?

(4) 2週間以内に、呼吸器の問題
 (咳や呼吸困難など)が生じましたか?

(5) 味や臭いがわからなくなっていますか?

(6) 2週間以内に、新型コロナウイルス感染が
  確認された患者と接触しましたか?

(7) 2週間以内に、海外に旅行しましたか?



今回の症状は、(1)の項目以外は全て「いいえ」でした。


電話担当してくださった看護師の方に、新型コロナの感染症ではないので日曜日に診察している病院を紹介してもらえます。



すると、看護師の方が先ほど電話した内科の病院の連絡先を教えてくれましたので、その病院は既に電話して断られている旨を伝えると、“休日当番医”の連絡先を教えてくれました。


さらに、“新型コロナの問診”はすでに「#7119の救急安心センター事業で済ませている」旨を伝えるとスムーズであることも教えてもらえました。




早速、休日当番医の病院へ電話連絡します。


休日当番医の病院


症状と、「#7119の救急安心センター事業で案内された旨、コロナの問診も済ませて新型コロナの感染症ではない」ことを伝えると、「診察できますので病院に来てください」との返答をいただけてホッと一安心できました。

【急性細菌性前立腺炎】の薬は?治療期間は?

【急性細菌性前立腺炎】の薬は?治療期間は?


急性細菌性前立腺炎は、抗生物質による治療と細菌を出しきることも必要です。

入院した父は、1週間から2週間の入院治療が必要な状況でした。


下記からは入院までの経緯をご紹介しています。


休日当番医へ(日曜日)

尿が溜まって歩くのが困難になってきた父を車に乗せ、休日当番医の病院へ向かいます。


病院は新型コロナの疑いがある患者を受付してはおらず、待合室はガラガラでした。



電話で症状を伝えていたので、尿検査をおこない問診表の記載から診察まで、待たされることなくスムーズに進みました。


尿検査も、少しだけですが尿が出て、無事に検査することができました。



検査をしてみないと細菌がいるのかわからず、また尿から細菌が出ない限り【抗生物質】は処方してくれませんので、尿が出て本当に良かったです。



症状から、腎盂腎炎や細菌性の急性前立腺炎だと思っていましたが、


抗生物質じゃないと治せない病気なので、血液検査は受けれなくても尿検査だけでも行えて良かったです。



休日の当番医の病院ですので血液検査はできませんでした。



先生からは「膀胱炎」との診断結果を受け、尿から細菌が検出されたので抗生物質(アモキシシリンカプセル250mg)を処方してもらえました。



服用してみて症状がよくならない場合は”泌尿器科”を受診するよう薦められ、病院をあとにします。





とりあえず、日曜日はもらった抗生物質を服用して様子を見ることにします。





帰宅後、昼食を食べ抗生物質を服用し寝ることができました。


熱も36.8まで下がり、少し尿も出せています。



トイレの回数も1時間に1回程度に抑えることができ、昨夜はあまり眠れていないので、少しでも眠れている様子だったので良かったです。






夕食後に抗生物質を飲み、夜寝る前の22時頃にも薬を服用。


深夜3時頃までトイレの回数を1時間に1回程度に抑えることができました。熱も37度台で推移しています。




日付が月曜日に変わり、深夜3時を回ると薬の効力が切れたのか、トイレの回数が増えて1時間に4、5回行くようになりました。



熱も39度台に上昇。


強い痛みと残尿感、そして尿閉で、尿意を感じてトイレには行くものの出すことができず「出したいのに全く出ない」状況が続きます。


私は背中をさすりながら、「大丈夫、大丈夫、リラックス、リラックス」と励ますことぐらいしかできませんでした。



薬を服用するために早朝の5時過ぎに朝食をとり、抗生物質を服用したところ、ほんの少しだけ尿を出すことができ、また眠りにつくことができました。



尿が出ないからといって水分を取らないのはまずいので、水分補給はこまめにおこなっていました。



水分補給しても、尿をぜんぜん出せていない状態なのでお腹がパンパンに膨れ上がってしまいツラそうでしたので、午前中の内に“泌尿器科”へ行くことにします。

泌尿器科の病院へ(月曜日)


発熱があるので、念のため電話連絡を入れてから向かうことにします。



泌尿器科の病院へ電話をし、


症状と『#7119の救急安心センター事業でコロナの問診も済ませて新型コロナの感染症ではない旨』、

そして『昨日は休日当番医の病院で抗生物質を処方された』ことを伝えると、


「診察できますのでいつでも病院に来てください」との返答でしたので、父の様子を見ながら向かうことにします。


午前11時過ぎに病院に到着し、すぐに対応してくれます。

尿検査で尿が出ないことを告げると、すぐにカテーテルで出すことができました。


1000ccも溜まっていましたので、出したあとにはポッコリお腹もすっきりしていました。



診てもらった泌尿器科の先生から、膀胱炎だけでなく前立腺の肥大も確認できたこと、そしてうちの病院では前立腺の詳しい検査ができないことを告げられ、検査するために総合病院の泌尿器科へ紹介状を書いてくれることになります。


明日紹介状を受け取り、そして尿がまた溜まっているようならカテーテルで排尿してすっきりしてから、紹介状の病院へ行けるよう取り計らってもらいました。




これでようやく治療へと進む道が整いました。




帰宅後、水分補給を欠かさず行い、処方された前立腺の炎症を抑える薬と抗生物質を服用して明日に備えます。



薬の効果が効いている間はトイレに行く回数を抑えることができて寝ることができます。

しかし薬が切れるとおしっこをしたくてトイレに駆け込んでも全く出ない「尿閉」の状態となり、とても苦しそうな様子です。



さらに尿が出そうで出ないうえに「激痛」もあって、トイレで苦しんでいる様子は”地獄絵図”でした。



熱も高い状態にあり、呼吸も浅く早く苦しさが痛いほど伝わってきます。



急におしっこが出そうになる尿意を感じて、ふらつきながら急いで立ち上がってトイレに向かいますので、転倒の心配もあり、目を離せません。



夕食後に服用した薬の効果が切れる深夜から翌日の朝までは、たえず側にいないと危ない感じです。




ようやく火曜日の朝を迎え、また前日と同じく薬を飲むために午前5時半頃に早めに朝食をとり、薬を服用します。



薬が効いている間はトイレに立つ機会が少なくなりますので、父にとっては寝ることができる貴重な時間です。



泌尿器科の病院へ(火曜日)

父の様子を見ながら病院へ行くために着替えを手伝い、昨日の泌尿器科の病院へ向かいます。



病院へ出発する前には、ラッキーなことがありました。



急に父が出発直前にトイレに行きたくなり、ようやく履いた靴を脱ぎすててトイレに駆け込むと、尿閉していた尿を少しだけ出すことができました!

出すことができなかった尿を少しだけでも出すことができたおかげで、病院までの移動の間トイレを我慢することができましたので、とても運がよかったです。



車でトイレに行きたくなっても、すぐにトイレに行くのは難しいので本当についていました。



無事に泌尿器科の病院に着くと、すぐに対応してもらえました。



カテーテルで排尿すると、昨日の診察時から800ccも溜まっていました。


泌尿器科の先生から紹介状を受け取り、さらに「総合病院で尿検査をすることになっても尿が出ないと思うから」と、カテーテルで出した尿を尿検査用の検体として提供してくれました。



膀胱をからっぽにしてスッキリした状態で総合病院へ向かえますので、何から何まで本当にありがたかったです。

総合病院へ(火曜日)

総合病院につくと、父が歩くのに大変そうでしたので、看護師さんが車椅子を用意してくれました。


受付に行き、紹介状を渡すと、「90分から150分の待ち時間ですが、よろしいですか?」と告げられたので、とりあえず受付だけは済ませて、様子を見ながら判断することにしました。




泌尿器科のある階までエレベーターで向かい、泌尿器科の受付に行き尿検査のサンプルを渡すとすぐに対応してくれました。


紹介状がありましたので、90分待ちはなかったです。



問診表を記載しながら検温を済ませ、すぐに全身の血液検査やCT検査などの精密検査を受けられるよう整えてくださいました。



血液検査の受付に移動し、待たされることなくすぐに採血を済ませ、滞りなく各検査を通過していきます。





検査結果が出るまでの1時間を病院のベッドで寝かせて待たせてもらいます。


総合病院に行く前に、カテーテルで尿を出すことができましたので、トイレに行くことはありませんでした。





検査を受けるだけでも時間がかかりますので、途中でトイレに行きたくなる状況も考えられましたが、すっきりした状態で臨めて本当によかったです。




検査結果が出て泌尿器科へ移動すると、すぐに診察室へ呼ばれました。


検査結果: 【急性細菌性前立腺炎】 即入院

検査の結果は【急性細菌性前立腺炎】治療のために24時間の点滴が必要になり、その場ですぐに入院することになりました。


担当の看護師さんに連れられて入院病棟へ移動し、ここで父とはお別れです。



新型コロナの影響で退院のときまで面会は一切おこなえません

入院中に必要な物は、病院受付で担当の看護師さんを呼び出してもらって、荷物を渡す形となります。



念のため看護師さんに治療にはどのくらいの期間がかかるのか尋ねたところ、細菌がいなくなるまでは治療が必要とのこと。

個人差はありますが入院期間は【1週間から2週間】くらい必要なことを教えてもらいました。


入院によって就寝中に飛び起きることが無くなる

入院病棟のデイルームにあるテーブルで書類を書いていると、カテーテルをつけられているのか「いててててて…」という父の声が聞こえてきて、かわいそうになりました。


父の急性前立腺炎は土曜日から始まり、地獄のような症状の苦しさのため、入院する火曜日まであまり眠れない日々が続いていました。



無事入院でき24時間カテーテルも付けることができたので、夜中急にトイレに行きたくなって飛び起きる心配はなくなります。



カテーテルをつけるのは大変ですが、これでやっと眠れるようになることは本当によかったです。


病気が治る目途も立って、一息つけた瞬間でした。
また、「自分はこんな病気になりたくない!」とも思った瞬間です(笑)



細菌による炎症以外にも、座りっぱなしや運動不足、加齢によって前立腺の肥大は起きるそうなので予防のために定期的な運動が大事です。



下半身の血流を良くするために、ウォーキングや足踏み運動が効果的ですね。



これを機に”ナイスデイ”を購入して9ヶ月間使用してみましたので、「健康を意識して”ナイスデイ”を使ってみた感想【ステッパー9ヶ月目】」も参考にご覧ください。



おわりに

【2020年10月】父が"急性細菌性前立腺炎"になった話・前編【症状は地獄絵図】おわりに


【急性細菌性前立腺炎】は、細菌によって前立腺が炎症を起こして前立腺が腫れてしまって尿道を塞ぎ、頻尿残尿感、ひどくなると尿を出したくても出せない状態の“尿閉”といった症状、そして悪寒とともに40度近い高熱がでる恐ろしい病気です。





細菌が全身に回ると、敗血症になる恐れもあります。




自然治癒はしませんので、疑わしい症状が表れたなら早めに【泌尿器科】を受診されることをおすすめします。


日曜や祝日等の休日の場合は、【#7119(救急安心センター事業)】へご連絡を




父がかかったのは細菌性によるものですので、疲れが溜まっていたり体が冷えて免疫力が下がると 罹患しやすいので、日頃から”無理”は禁物です。





後編の記事では、看護師さんから入院期間は【1週間から2週間】と教えていただきましたが、

実際に退院するまでの日数や、退院後の生活であると役に立つものなどについて扱う予定でいます。



▼後編はこちらからご覧いただけます。

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