【2020年10月】父が”急性細菌性前立腺炎”になった話・前編【症状は地獄絵図】では、父が【急性細菌性前立腺炎】になったときの症状や経緯についてご紹介しています。
この記事では”後編”として、
- 【急性細菌性前立腺炎】入院日数は何日間?
- 入院生活で必要なものは?
- 退院の目安となる判断基準は?
- 入院費はいくら?
- 退院後の生活で必要な物
といった点についてまとめています。
- 入院日数:9日間の入院
- 入院で必要な物
・替えの下着
・院内で履くスリッパ
・日常で服用している薬 - 退院の目安
・平熱に戻る
・24時間の点滴が必要なくなる
・カテーテルを自分で使えるようになる - 入院費:2割負担で約8.8万円(保険と高額療養費制度で負担額を減らす)
- 退院後、必要な物
・カテーテル
・尿瓶
・洗浄綿
・トイレで尿瓶を置く台
では後編になります!
※プロモーションを含みます
【急性前立腺炎】入院生活2日目【入院で必要なもの】
入院生活2日目、父からの伝言を託されて看護師さんから電話がありました。
携帯電話やお財布を含め、何もかも家に置いたまま入院しましたので、父には連絡する手段がありません。
看護師さんからは、さっそく父から頼まれた「欲しいもの」の連絡でした。
リクエストの品
- お財布
- 携帯電話
- 読みかけの本
お財布や携帯電話、読みかけの本のリクエストでした。
看護師さんからは父の元気そうな様子も教えてもらえて、安心しました。
入院してからはカテーテルを装着しているので、
尿閉の苦しみから解放されています。
入院できて本当によかった・・
入院時に看護師さんからは、替えの下着や院内で履くスリッパ、日常で服用している薬等を持参するよう伝えられていましたので、一緒に用意することにします。
入院生活で必要な物
- 替えの下着
- 院内で履くスリッパ
- 日常で服用している薬
【急性細菌性前立腺炎】入院日数は何日間?
入院時に担当の看護師さんからは、急性前立腺炎の場合【1週間から2週間】で退院する人が多いと教えられていました。
父は10月20日(火)に入院です。
入院生活:10月19日から始まる週
頼まれていた荷物を持参し、病院の受付で担当の看護師さんを呼んでもらいます。
新型コロナウイルスの影響により、父とは面会できません。
看護師さんが到着すると、父の様子を教えてもらえました。
入院初日の晩はカテーテルを付けて寝ていましたので、夜中トイレで目を覚ますことはなく眠れたそうです。
前立腺炎を発症した土曜日からまともに寝ていませんでしたので、眠れたことは本当によかったです。
また、夜中に発熱はあったものの、尿閉が解消されて尿を出す苦しみはないのでラクとも言っていました。
尿閉は尿意を感じているのに尿が出ない症状です。
今すぐ出したいのに出ない、地獄の苦しみがあります
帰宅後、早速父から電話があり、声は元気そうでした。
父からものすごく感謝され、本当に早くよくなってもらいたいと思った瞬間です。
10月24日(土)
水曜、木曜、金曜と時間は流れ、土曜日に父から連絡がありました。
「今日で点滴がおしまいです」
火曜日に入院し、土曜日で点滴が終了しました!
5日間の点滴で熱は平熱になったようです。
まだ自力での排尿はできませんので、カテーテルのお世話になっています。
入院生活:10月26日から始まる週
週が変わり、26日月曜日の朝に父から連絡があり「カテーテルの管が今日で終了する」と知らせてくれます。
カテーテルから解放されるのがうれしいようで、声は明るかったです。
夕方にまた父から連絡がきて、「自分で尿を出せなかったので、またカテーテルのお世話になる」ことの知らせでした。
すぐには自力で排尿できるようにはならないようです。
点滴は先週の土曜日で終了していますので、少しずつですが良くなってきています。
10月27日(火)
火曜日になり、今日も父から連絡が来ました。
「自分でカテーテルを付けられるようになったら、退院していいよ」と言われたそうです。
10月28日(水)
水曜日になり、「明日(木曜日)の午前中に退院できる」との連絡が父から来ました。
昨日の今日ですぐにカテーテルを自分でつけられるようになったそうです。
早く退院したい気持ちがあると、がんばれますね。
「こんな早くに退院しても大丈夫なのか」
と心配にもなります。。
父に明日の午前10時頃に迎えに行くことを告げ、退院後の生活の準備をします。
退院時に着替える父の衣類等持っていくものを用意し、入院前に汚れた布団カバーなどの洗濯を済ませておきます。
思ったよりも退院日が早かったので、寝込んでいた時に汚れた父の寝具をまだ取り換えておらず、退院前日にわたわた準備していました。
10月29日(木)に退院
木曜日になり、10時前に病院に着くよう出発します。
病院の受付に声をかけ、退院の迎えに来た旨を伝えると入院病棟のナースステーションの前に行くよう案内されました。
父がすでにナースステーションの前にある椅子に座って待っており、着替えの衣類を渡して病室で着替えてきてもらいます。
父の足取りを見ていると、入院生活で体力が落ちて疲れているような雰囲気でした。
着替え終わった後、車に父を乗せ会計で入院代金の支払いを済ませ、病院をあとにします。
父の場合は、10月20日に入院し29日に退院しましたので、【9日間】の入院生活でした。
【急性細菌性前立腺炎】退院の目安となる判断基準は?
退院の目安は下記の通りです。
- 平熱に戻る
- 24時間の点滴が必要なくなる
- カテーテルを自分で使えるようになる
熱が平熱に戻り、24時間の点滴が必要なくなっていること。
そして自力で排尿できない場合は、カテーテルを自分で付けることができるようになると退院の目安となります。
【急性細菌性前立腺炎】入院費用はいくら?
9日間の入院で、10割負担だと約44万円でした。
父が70歳になったばかりで、運よく2割負担です。
入院費用は2割負担で約8.8万円でした。
もし去年入院していたら、3割負担で約13.3万の請求となり、1年の差で4万円以上得しました。
1割の差は大きいです。
入院代金の支払いは、クレジット払いがオススメ
入院代金の支払いは、【クレジット払い】がオススメです。
父を車に乗せたあと、窓口に戻り入院代金を支払います。
新型コロナの治療もしている病院ですので、なるべく病院に滞在していたくありません。
総合病院ですので、
様々な患者さんが来院されています
現金払いの場合、会計の窓口に並んで番号を呼び出されるまで待合場所で待機です。
クレジット払いですと会計の窓口で「クレジット払い専用機器」に案内されスムーズに支払い手続きが完了します。
待ち時間がなくお勧めです。
そしていざというときのために、保険にも加入しておくべきです。
後日、保険会社に「入院給付金」を請求しようと思います。
さらに高額療養費制度を利用して、自己負担額も減らします。
この制度はお住いの地域によって手続き方法が変わると思いますので、お住いの役所に確認してみてください。
札幌市の場合>> 高額な医療費を支払ったとき(高額療養費)|札幌市HP
自己負担の限度額を超えた場合、払い戻してもらえます
年を重ねると身体のあちこちに影響が出始めますよね。
父の入院を通して、急な出費に備えて元気なうちに資産は築いておくべきことを感じました。
動けるうちに会社に頼らず「自分で稼げる力」や「ストック型の収入源」を作っておくと、いざという時に助けられます。
副業に関心がありましたら「人生100年~今すぐ行動のススメ【副業のメリット・注意点も解説】」をご覧になってください。
【急性細菌性前立腺炎】退院後の生活で必要な物(役立つもの)
退院後、まっすぐ実家に帰る前にドラッグストアへ寄って退院後の生活に欠かせないものや、あると便利なものを購入してから帰宅します。
退院後の生活で必要な物
- カテーテル
- 尿瓶
- 洗浄綿
- 排尿時に尿瓶を置く台(あると便利)
カテーテル
カテーテルは33cm(2孔式/12FR.)のものを病院で50本入りの箱ごと受け取っていますので、それ以外の必要なものをドラッグストアで購入します。
尿瓶
訪れたドラッグストアでは売り場に1種類しか置いてなく、しかも1つだけしかなかったので運が良かったです。
売り場にあったのは【ピップ コ・ボレーヌ 男性用尿器】です。
もしもお店に「尿瓶」が置いてなかったら別のお店にハシゴしなければなりませんでした。
絶対に必要なものですので売っていて本当によかったです(汗)
退院後カテーテルでの排尿時に必要になりますので、退院前に事前に購入しておく方が良いかもしれません。
洗浄綿
洗浄綿は意外と沢山消費することになりますので、大容量のものを購入しました。
【ノンアルコール】のものを選ぶ必要があります。
アルコールが入っていると刺激が強すぎて痛い目にあいますので、ノンアルコールのものを選びます。
排尿時に尿瓶を置く台
あると便利なものとして、トイレで排尿時に尿瓶を置くための台が役に立ちます。
カテーテルを使ってトイレの座面に座って排尿しますので、座面の高さと同じくらいの高さの台があると排尿しやすいです。
カテーテルを付けると身体から出ているカテーテルは短くなりますので、尿瓶の位置が遠いと大変です。
事前にトイレの高さを調べておき、台を購入しておくとトイレが楽になります。
実家のトイレの高さはだいたい40cmくらいでしたので、置く台として使用できそうなものを用意しました。
お風呂場用の椅子がちょうど40cm。
カテーテルでの導尿時に尿瓶を置く台として使っています。
まとめ:【2020年10月】父が”急性細菌性前立腺炎”になった話・後編【入院日数】
【急性細菌性前立腺炎】で入院した際、父の場合は9日間の入院で済みました。
入院費の支払いは、支払窓口で待ち時間のかからないクレジット払いがお勧めです。
さらに、高額療養費制度も利用して負担額を減らしましょう。
いざという時の出費に備えて、「自分で稼ぐ力」や「ストック型の収入源」を作っておくと助けられます。
>> 人生100年~今すぐ行動のススメ【副業のメリット・注意点も解説】
退院後の生活では自力排尿できない場合はカテーテルでの導尿となりますので、尿瓶や洗浄綿が必要となり、導尿時に尿瓶を置くための台があるとラクになります。
【急性細菌性前立腺炎】の症状を間近でみると、かかりたくない病気の一つに挙げることができます。
細菌性ですので、体の抵抗力が低下しているときに発症しますので疲れているときはしっかり休むことが大切になります。
ムリは禁物です。