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【2020年11月】父が”前立腺肥大”を併発!退院後も尿が出ない【薬の目安紹介】

【2020年11月】父が”前立腺肥大”を併発!退院後も尿が出ない【薬の目安紹介】
悩んでいる人

尿が出ないけど
がんばって出した方がいいの?


【2020年10月】父が”急性細菌性前立腺炎”になった話・前編【症状は地獄絵図】
【2020年10月】父が”急性細菌性前立腺炎”になった話・後編【入院日数】

▲上記の記事では、父が【急性細菌性前立腺炎】を発症してから入院するまでの経緯、入院から退院するまでの日数等について扱っています。




この記事では、父が【急性細菌性前立腺炎】とともに前立腺肥大も併発していることが発覚して、退院してからの生活で直面した疑問についてまとめています。

3つの疑問

  • 尿を自力で出せなくても、”踏ん張りまくって”出すべきなのか?
  • 摂取すべき水分量の目安は?
  • 気を付ける食べ物は?
  • 前立腺肥大の「薬の効果」が表れるのはいつからか?



といった退院後の生活で気を付けるべき点を、退院後の診察時に先生に伺ってきました。

結論
  • 自力で出せるのが良いが、無理して出す必要はない
  • 前立腺から細菌がいなくなった後、1日の水分摂取量の目安は【1500ml
  • 寝る前には利尿作用のあるものを控える
  • 半年後くらいから症状改善



もしあなたが父と同じように前立腺肥大で苦しんでいるならば、少しでも参考になれば幸いです。

※プロモーションを含みます

目次

尿を出せなくても”踏ん張りまくって”出すべきなのか?

尿を出せなくても"踏ん張りまくって"出すべきなのか?

退院後の生活で、病院の先生から【1日の水分摂取量】【排尿した量】の記録を付けるよう言われます。


そして、なるべくカテーテルでの導尿ではなく、自力で排尿するよう告げられます。


排尿はカテーテルの方が楽なのですが、カテーテルばかりに頼ると自力での排尿がしづらくなるそうです。



【急性細菌性前立腺炎】で前立腺が炎症を起こして腫れあがり、前立腺肥大も併発していました。


自力で尿を出すのは困難。。


退院してから2日間くらいは、1回のトイレで自力で50ml~200ml出していましたが、5分くらい粘りに粘って踏ん張って出していましたので疲れ切ってしまうことに。


そこまでして自力で排尿すべきなのかが判断できない状況です。


診察は退院してから”2週間後”の11月13日ですので、診察時に先生に質問してみることにしました。



「疲れ切らない程度」で自力で出してみようと少しだけ努力してみて、出なければあきらめてカテーテルで導尿することにします。


結果、尿閉して全く出なかったり、出たとしても10mlと自力での排尿量は少ない状況が続いてしまいます。


なかなか自分で出せない日が続くと、プレッシャーがかかってリラックスできず、出しづらい状況になってしまいます。


排尿は生理現象ですので、気持ちに左右されます。


自力で出せないことに焦りを感じると、余計出せなくなります。


11月13日になり、病院へ行くことにします。

自力で排尿できない場合は、病院へカテーテルを持参するのが良い

退院後、初の診察はまず尿検査から始まります。


案の定、尿検査のときに自力で尿を出すことができず、泌尿器科の看護師さんに相談します。


カテーテルを持参したか尋ねられたので持ってきていないことを告げると、看護師さんからカテーテル洗浄綿を渡してもらえます。


無事、カテーテルで導尿して尿検査を行えました。



尿検査後、看護師さんに【1日の水分摂取量】と【排尿した量】の記録ファイルを渡した際に、退院後の生活で困ったことはないか聞いてくださったので色々と質問してみます。


質問内容

  • 尿を自力では出せなくても”踏ん張りまくって”頑張って出すべきなのか?
  • 摂取すべき水分量の目安は?
  • 気を付ける食べ物は?
  • 前立腺肥大の薬の効果が表れるのはいつからか?



ご親切にもその場で全て答えてくださいました。

父も疑問に思っていたことを聞くことができて安心したようです。

先生から言われたこと

看護師さんから説明を受けた後、しばらく待っていると尿検査の結果が出て診察室に呼ばれました。

先生からも看護師さんに質問した事柄の返答をいただけました。


内容は看護師さんがおっしゃったことと同じでしたので、より安心できます。


尿を出せなくても”踏ん張りまくって”出すべきなのか?


先生が言うには、“踏ん張りまくって”ではなくて大丈夫だそうです。

自力で出せれるのが良いが、無理して出す必要はないそうです。


自分で少しでも出せそうな場合は出せばいいし、自力で出なさそうなら頑張らなくていいと言ってくれました。


看護師さんに渡した、【1日の水分摂取量】と【排尿した量】の記録ファイルが先生の手元にあり、1日当たりの尿の量トイレの回数を気にしていました。


退院後の生活中、1日当たりの尿のトータル量は3000~4000mlでした。


トイレの回数は2~3時間おきで深夜も2時間おきに行っており、夜まとまった時間寝ていない状況が続いていました。


膀胱に貯められる尿は400ml程度で、日中の水分摂取量が多いとトイレの回数が多くなると言われます。



尿検査の結果、尿から細菌は検出されなかったので、水分摂取量を調整するよう告げられます。

摂取すべき水分量の目安は?気を付ける食べ物は?

摂取すべき水分量の目安は?気を付ける食べ物は?


退院後の生活で、1日当たりの水分摂取量は2500ml程でした。


多いときには3000mlを超える日もあり、トイレの回数が増えてしまっていました。


「前立腺に細菌がいる」場合には、水分を多めに摂取して尿と一緒に細菌を外に出す必要がありましたが、もう細菌はいなくなったのでその必要はなくなりました。


先生が言うには、摂取する水分量が多くなると膀胱に絶えず尿が溜まっている状況になり、膀胱がパンパンに膨れて自力では尿を出しづらくなるそうです。


膀胱が尿に溜まったままだと“腎臓”にも負担がかかり、腎臓に悪影響が出る恐れもあります。


前立腺から細菌がいなくなった後の1日の水分摂取量の目安は、父の場合【1500ml】で充分だそうです。


水分を摂取する時間帯も、なるべく午前中から午後の早い時間にかけてを中心に水分をとるよう告げられます。



夜遅くになってからも日中と同じような量を摂取すると、就寝中に急に我慢ならない尿意を感じて飛び起きることにつながるので、夜にはあまり水分を摂らないように言われます。


もちろん、ノドが渇いた時には飲んでもいいと言われています。

気を付ける食べ物は?

水分量は1500mlくらいにするよう言われましたが、食事の際に気を付けるべき食べ物については特に言われませんでした。


ただし、夜にアルコールを摂取すると就寝中に利尿作用でトイレに行きたくなって目が覚めるので、ぐっすり寝たいならアルコールは控えるよう言われます。


また、コーヒーや紅茶など利尿作用がある飲み物についても、飲むなら午前中か午後の早い時間に摂取した方が睡眠への影響は少ないことも付け加えて言われます。


就寝中、トイレで目が覚めてまとまった睡眠時間を取れないことで悩んでいましたので、解決策を教えてもらえてよかったです。

水分摂取量の測り方

水分摂取量を測る方法は、【500mlの魔法瓶】を使って飲んだ量を計測しています。

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魔法瓶にお茶を淹れて、魔法瓶から湯呑に移しながら飲んでいきます。


魔法瓶が空になったら、“正”の字を順に書いていきます。


“正”の字が完成すると2500ml飲んだことになりますが、今は正の字を完成させず、先生に言われた通り1500~2000mlくらいの摂取量にしています。

前立腺肥大の薬の効果が表れるのはいつからか?

前立腺肥大の薬の効果が表れるのはいつからか?


退院してからも前立腺肥大の症状を改善する薬【シロドシンOD】ともう一種の薬も処方されて服用しているのですが、いつから薬の効果が表れ始めるのかも質問しました。


前立腺肥大の薬は、すぐには効果が表れないことを先生も看護師さんもおっしゃっていました。

早くて3ヶ月、通常は【半年】くらいから症状が改善することを教えてもらえます。


まだ退院してから2週間しか経っていませんので、薬の効果が出ていなくても焦る必要はありませんでした。


まず、少なくとも3ヶ月間は様子を見る必要があります。


薬の効果が出始めるための期間を知れたことは、精神的に休まる感じがします。



薬を服用してもなかなか効果が出ていませんでしたので、そのことで父自身も少し焦りを感じていました。


薬の効果が出始めるまでの期間を知れたことは本当に良かったです。

おわりに

【2020年11月】父が”前立腺肥大”を併発!退院後も尿が出ない【薬の目安紹介】おわりに


診察後の生活では、日中の早い時間に水分をとるようにしアルコールの摂取を控えた結果、就寝中に目が覚める回数を1~2回に減らすことができました。


以前は、深夜1時、3時、5時と強い尿意を感じて2時間おきに飛び起きていたのが改善されたので、夜寝れるようになっています。


自力での排尿も80ml~100mlくらいはできるようになっているので、気持の面でも楽になっていると思います。


次回の診察は12月ですので、コロナに気を付けて実家と病院の付き添いに行ってきます。


やすん

実家へ帰省中、私が働いていない間もブログが代わりに働いてくれますので助けられています。

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次回12月の診察時からは「カテーテル」と「洗浄綿」を忘れずに持参します。



尿検査は”自力で排尿しなければならない”という縛りはありませんので、カテーテルを持参して体力的に楽にクリアしたいと思います。

次の記事>>【2020年12月】父の”前立腺肥大”が改善中!”治す”ための【生活習慣】

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