暗いニュースでストレス??
- ストレスによる散財を防ぐ方法
- ストレンジャーテストのやり方
連日、テレビからはコロナに関する暗いニュースが流れています。
暗い話題に触れていますとだんだんストレスを感じ、気持ちも滅入ってきますよね。
ネガティブな情報を取り入れ続けると、ほかにも悪い影響があらわれることもあるんです。
この記事では、
ストレスによる散財を防ぐ方法についてご紹介しています
※プロモーションを含みます
ネガティブの感染力はポジティブの7倍強い
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究論文で、一般的なオフィスで感じる「受動ストレス」を調べた結果、「ネガティブな感情はポジティブな感情に対して、7倍も感染力が強い」ことが明らかになりました。
さらに受動的に浴び続けるストレスの影響力に関しては、「ネガティブな人」が目の前にいないとしても、テレビや新聞、ネットの画像・動画などを通しても影響があることが判明。
否定的なものや消極的なものに触れるだけで、「受動ストレス」を浴びてしまうのは恐ろしいですね。
僕も影響あるのかな・・
テレビからは、政府に対しての批評批判、患者さんの対応に追われている医療従事者の方々の映像、「今日の感染者は~名増えました、亡くなった方は~名です」といった、気がどんよりと重たくなるような情報が届けられていますよね。
ネットでも、スマホやパソコンを通してネガティブな言葉や動画、画像、情報に触れることによって、受動ストレスにさらされていることになります。
疲れているときには
見るのを避けたいですね
ストレスが散財につながる実験
カリフォルニア大学(米国)では、受け続けるストレスの影響を調査するために、実験を行っています。
受動ストレスの実験
ダイエット中の女性に対して、肥満に関するネガティブな記事や文章、単語を読ませたところ、被験者の8割以上の女性が、誘惑に負けてダイエット中にお菓子を間食しやすくなったそうです。
ほかにも「喫煙」に関して同じような研究があります。
タバコのパッケージに「肺ガンなど体に悪影響がある」ことを記載するようになってから、新たにタバコを吸う人(初めてタバコを買う人)は減りました。
しかしすでに吸っている人には注意書きがストレスとなり、逆に吸う本数は増えて「タバコの売上が上がった」こともわかっています。
ストレスで売上があがるとなると、
企業はストレスをかけたくなりますよね
また1993年には、「人の感情は、どのくらい他者に伝染するのか」という実験が行われました。
その結果、周囲に否定的な人や消極的な情報や話題が多くなると、そのうち自分の表情や姿勢も変わり始めて、発声の仕方まで、根暗な感じになってしまうことが明らかに・・・
さらにこの実験では、ネガティブな情報にさらされた被験者のうち、約5割の被験者が「消極的な思考」に変化することもわかりました。
すなわち、ネガティブな情報に触れるだけで「約50%」の人がネガティブな影響に飲み込まれてしまい、消極的で根暗な人になる可能性があるということ。
僕はあまりネガることはないかな?
キミは大丈夫?
注意が必要なのは、テレビやネットのネガティブな情報からもネガティブな影響に飲み込まれる危険性がある点です。
▼参照サイト
メディアは役立つ情報や大事なニュースを伝えてはいますが、ネガティブな情報も使うことによって、視聴者に「受動ストレス」を浴びせている状態です。
ストレスにさらされ続けますと、先に述べた受動ストレスの研究からわかる通り、人は誘惑に弱くなって、ストレスを発散するために消費行動をとってしまいがちに、、
ニュース番組を観て受動ストレスを受けている状態で、合間に入るCMを観ると誘惑に流されやすくなるといった感じです。
ネットの場合だと、ショッピングサイトにアクセスしやすくなってしまいます。
その結果、買うべきでないものを買ってしまったり、お菓子を食べてしまう結果に・・・
会社勤めのころはストレスで
ほぼ毎日、服とかネットで買い物していました。。
受動ストレスは、不要な消費行動が増えてしまう原因となります。
ネガティブの影響力は想像以上に強いです。
私は不安傾向が強いほうなのですが、特に不安になりやすい方ならテレビやSNSはあまり見ないほうがいいように思います^^;
衝動買いによる【散財】を防ぐためにできる対処方法
「ストレンジャーテスト」を行う
夜中など、1日の終わりにストレスでショッピングサイトを見てしまうことがあるかもしれません。
イライラしたり疲れたときに見ていると、「無性に買いたくなる」衝動に駆られる場合もあります。
その様な時には、「本当に今の自分に必要な商品なのか?」を確認するために、「ストレンジャーテスト」をしてみるのがオススメです。
例えば、残り在庫数が少なくタイムセールで現在半額で売られている5万円の「バッグ」を買うか迷っているときに、見知らぬ人から「バッグを売値と同じ5万円の現金で譲ってほしい」と頼まれた場合、「バッグ」そのものを取るか、それとも5万円の現金を選ぶかをイメージします。
バッグを選んだ場合は、「バッグを本当に欲しい」と考えているととらえて、
現金5万円を選んだ場合には、バッグの購入を見送ります。
5万円のバッグでも欲しくなるときはあります。
現金を渡された時に、現金を受け取るなら「バッグ」は本当に欲しいものではなかった、ということですね
テストしてみると、いったん「バッグが欲しい」という衝動から離れることができます。
そして、「タイムセールで半額」という割引に惹かれて買ってしまう失敗も防ぐ結果に。
発作的に無性に何かを買いたくなってしまった時には、ストレンジャーテストをおこなうことで、「本当に買うべき商品なのかどうか」を確かめることができます。
▼もしストレスによる疲労感を感じておられるなら、こちらの記事がお役に立てば幸いです。
まとめ:【散財へ】恐怖の受動ストレス!ネガティブな情報への対処方法
テレビやインターネットを通して大事な情報を受け取ることができますが、知らず知らずのうちにストレスとなる情報も受け取っています。
不安を感じやすい方は特に、テレビやネットは控えることによって、ネガティブな情報から距離を置くことで、不安を感じる機会を減らすことができます。
ストレスを感じて、「無性に何かを買いたくなる」衝動に駆られたときには、まずはその場を離れてストレンジャーテストを試し、「本当に買うべき商品なのかどうか」を確かめましょう。
後悔してしまう「散財」を、少しでも防ぐことができますように。
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▼ストレスに対処する方法は下記の本が参考になりますよ。