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ライラックとカムイって
どっちの指定席がイイの?
おすすめの座席も知りたいな・・
こんな疑問にお答えします。
- 特急ライラックとカムイ:基本情報
- 特急ライラックとカムイの違い
- ”指定席”を乗り比べてみた結果
- 指定席乗車券をお得に買う方法
- 特急からの車窓
- 旭川周辺のおすすめスポット
札幌~旭川間をよく特急で移動するのですが、先日も旭川に用事がありましたので、行きと帰りで特急ライラックと特急カムイの”指定席”を乗り比べてみました。
旭川に行く場合、どちらの特急に乗ったらよいか迷われる方もおられると思います。
この記事では、”指定席”に座る場合、どちらの座席が良いのか、座り心地や座席設備の違いについて扱っています。
さらに、特急指定席におトクに乗る方法や、列車の進行方向で左右どちらの座席がオススメかについてもまとめていますのでご覧ください。
▼お得に札幌から旭山動物園へ行く方法については、「【道民が解説】札幌から旭山動物園へお得に行く方法!電車バス車どのアクセスが良いかわかる」で解説中です。
特急ライラックとカムイ:基本情報【2023年】
特急ライラック、特急カムイは函館本線札幌~旭川間136.8kmを、所要時間1時間25分で走る特急電車です。
最高速度は120km/h、表定速度は96.6km/hと、日本の在来線列車では速い特急列車になります。
※在来線表定速度ランキングでは第4位
実際に乗車してみると、函館本線の線形の良さによって走行中は非常に静かです。
なお、特急ライラック・カムイには車内販売・自販機がないので、必要な方は事前に買い物を済ませましょう。
特急ライラックとカムイの違い
- 車両編成
- グリーン車の有無
- 設備
特急ライラックとカムイの違いとしては、どちらも同じ789系電車ですが、車両編成の違いやグリーン車の有無、設備など細かな点に違いはあります。
ライラックは6両固定編成。カムイは5両固定編成での運行です。
指定席
- ライラック:1号車半室、2号車(3号車も指定席の場合あり⇒13・15・18・22・25・34~36号)
- カムイ:4号車(uシート)
自由席
- ライラック:4両(13・15・18・22・25・34~36号の自由席は3両)
- カムイ:4両
グリーン車
- ライラック:1号車半室
- カムイ:なし
となっています。
一部のライラックでは3号車も指定席の場合があり、その分自由席が3両となっていますね
繁忙期の際や荷物が多いときに確実に座りたい場合には「指定席」を予約されることをおすすめします。
ライラックとカムイで指定席の運賃に違いはありません。
運行本数はライラックが多いですよ。
なお、停車駅に違いはありません
特急ライラック・カムイ指定席について
- ライラック:自由席と同じ座席
- カムイ:uシート(カムイの自由席よりも座り心地良し)
「指定席」に関しましては、ライラックの”指定席”は自由席と同じ座席となっており、カムイの指定席は「uシート」です。
uシートの由来は、「あなたのためのゆとりのある余裕のu(ユー)」から取られているそう
特急ライラックには半室「グリーン車」がある
ライラックには「uシート」はなく、その代わり「グリーン車」が1号車の”半室”に設けられています。カムイにはグリーン車はありません。
ライラックのグリーン車には「グリーン車料金」で乗車することができます。
ライラックのグリーン車料金は、札幌~旭川で乗車券を含めると片道7,490円です
特急ライラックとカムイの”指定席”を乗り比べてみた結果
特急ライラックとカムイの指定席を乗り比べた結果についてご紹介します。
結果は、どちらの特急列車も快適に過ごせます。
座席シートには若干の違いがありますので、見ていきましょう。
特急カムイ:指定席(uシート)
“指定席”の座席の座り心地は【カムイ】の方が良かったです。
特急カムイの指定席は「uシート」となっており、前後の座席間隔が広く、座り心地もかなり良いです。位置の調整を行えるヘッドレストも付いています。
前の座席の背面にはパソコン用コンセント(スマホやタブレットの充電にも使用できます)も備え付けられており、快適に車内を過ごすことができます。
座席の座り心地はライラックに比べるとカムイの方が良いですが、特急ライラックも車内は快適です。
特急ライラック:指定席
ライラックの普通車指定席にも、一部の車両(1号車の半室)にはパソコン専用コンセントが窓側の席の壁に設置されています。
ライラックの指定席は自由席と同じ通常シートですが、背もたれを倒すことができ、座席背面には収納テーブルも設置されていますので快適に過ごせます。(自由席にも収納テーブルがありますよ)
旭川方面に向かう際、2号車偶数番号の席では、前方の壁面に「掛けるためのフック」がありますので便利ですよ。
※旭川方面の奇数番号席では「座席の背もたれ側」になるため、帽子など落下しても気がつきにくいです。
※逆に札幌方面に向かうときは奇数番号席に座ると「壁掛けフック」が前方に来ますね。
先日乗った際には、夏場でも車内の換気で若干寒く感じましたので、羽織るものがあるといいかと思います。
札幌~旭川間の所要時間は、どちらの特急も1時間25分で乗っている時間に違いはありません。
また、どちらの特急も揺れが少なく快適に車内を過ごせますね。
特急ライラックとカムイ、どちらの”指定席”がよいか
特急ライラック・カムイの指定席はどちらも快適に乗車できますので、一概にどちらが良いとは断言できません。
カムイの「uシート」の座り心地はたしかにライラックの指定席よりも良いのですが、カムイ・ライラックは指定席車両が「1両」もしくは「1両と半室」しかないため、車内が込み合う可能性があります。
その場合、指定席は込み合っているのに4両ある自由席はガラガラということも・・・
そうなると、自由席の方が快適である場合もあるのでカムイの指定席の方がいいとは言い切れません。
繁忙期は「自由席」も込み合うので、
しっかり指定席予約して座席を確保しておくのが無難ですね
ライラックも車内が快適ですので、指定席の混雑状況を確認しながら、どちらの特急電車にするかを選ぶと良いと思います。
ライラック・カムイの「指定席の混雑状況」は、後述する【えきねっと】で確認できますよ。
どちらの特急列車も「指定席の切符」をお得に購入する方法がありますのでご紹介します。
特急ライラックとカムイの指定席乗車券をお得に買う方法
インターネット限定の販売乗車券【えきねっとトクだ値】で予約すると、特急指定席がお得に乗車できます。
また、乗りたい特急の指定席の混雑状況も確認できます。
【えきねっとトクだ値】45%割引で購入可能
ライラックとカムイには、指定席乗車券を【えきねっと】で予約購入(クレジット払いのみ可能)することでおトクに乗車可能です。
乗車券は、駅の指定席券売機または「みどりの窓口」で切符を受け取ります。
札幌~旭川間の片道指定席料金
- えきねっとトクだ値:2,860円
- 通常料金:5,220円
札幌~旭川間の片道指定席料金が、【えきねっとトクだ値】なら45%割引の2,860円(往復5,720円)で格安購入できます。
通常の片道指定席の料金は、5,220円(乗車券2,860円+特急券2,360円)です。
けっこう差がありますね
「トクだ値」として販売する座席の数には限りがあります。
空席がまだ残っていても「トクだ値」では買えない場合もありますので、予定があらかじめ決まっているときには、早めに予約しておくのがいいですよ。
“ホテル料金込み”のお得な切符もあります
「えきねっと JR東日本国内ツアー」には、ホテル料金と特急指定席料金がセットの切符が販売中です。
たとえば、1月30日に旭川で宿泊する場合、札幌~旭川間の特急指定席とホテル宿泊料金がセットで11,100円で販売されています。
宿泊料金5,380円(プレミアホテル-CABIN-旭川)+切符5,720円でお得に行けるわけです。
ホテル料金は日程が近づくほど高くなりますので、予定が決まり次第早めの予約でお得になります。
切符と宿をまとめて確保できますので、単体で予約するより安心ですね
東京~函館間、札幌~函館間では通常よりさらに安くなるプランがありますのであわせてご覧ください。
【えきねっとトクだ値】乗車する1ヶ月前の午前10時から予約開始
乗車する1ヶ月前の日の午前10時から指定席の予約ができるようになります。
「えきねっと」で乗車したい特急の座りたい指定席座席を指定することも可能です。
※「えきねっと」では、さらにその1週間前から事前受付をしています。
事前受付の段階では、「座りたい指定席の座席」を指定することはできません。
お得に「指定席シート」を指定して乗車したい場合には、乗車する1ヶ月前の日の午前10時をまわってから「えきねっと」で予約しましょう。
乗車する1ヶ月前に予約すると、確実に座りたい座席を確保できます
【えきねっとトクだ値】購入した乗車券の受け取り方
えきねっとトクだ値で購入した特急乗車券は、以下の駅で受け取ることができます。
- JR東日本の駅(指定席券売機・みどりの窓口・びゅうプラザ)
- JR北海道の駅(指定席券売機・みどりの窓口)※
- JR西日本北陸エリアの一部駅(みどりの券売機・みどりの窓口)※
※JR北海道の駅、JR西日本北陸エリアの一部駅では、東海道新幹線などJR東海エリア、および一部会社線を含むきっぷはお受取りいただけません。
参照:JR北海道「よくあるご質問 – えきねっとについて – 予約・購入」
特急ライラック・カムイの車窓
ゆっくりお弁当を食べながら車窓を眺めるのが好きですので、あらかじめ指定席を予約しておくと安心して乗ることができますね。
旭川に向かって左側の座席では、石狩川にかかる白く美しい斜張橋の美原大橋や、岩見沢を過ぎると北海道の広々とした田園風景を楽しむことができます。
旭川に向かって右側では、千歳川、石狩川、豊平川といった川の風景を楽しめます。
私はいつも旭川に向かうときには、田園風景の見える座席(AB席)を選択し、札幌へ向かうときは川の風景を楽しめる座席(CD席)を選択して、行きと帰りで両方の景色を楽しんでいます。
- 旭川に向かうとき:AB座席(田園風景)
- 札幌に向かうとき:CD座席(川の風景)
ライラックの「自由席」も座席は指定席と同じですので、進行方向に合わせて楽しみたい景色の方を選んでみてくださいね!
【特急発着駅】旭川周辺のおすすめスポット
特急ライラック・カムイの終着駅旭川周辺には、おすすめスポットがたくさんあります。
さらに旭川から足を延ばすと、日本最北端の温泉郷も目指せますよ。
- 旭山動物園
- 上野ファーム
- 旭岳
- 美瑛【四季彩の丘】
- 日本最北端の温泉郷【豊富温泉】
旭山動物園
大自然の中にある動物園です。
動物たちのかわいさに癒されますよ。
▼旭山動物園については下記記事もご覧ください。
>> 旭山動物園のホッキョクグマ親子ピリカ・ゆめを撮影してきた【観に行くなら今】
>>【2020年8月】旭山動物園に写真撮影【仔カバの”凪子”に癒されます】
▼お得に札幌から旭山動物園へ行く方法は下記記事でご覧いただけます。
>>【道民が解説】札幌から旭山動物園へ行く方法|電車バス車お得なのはどれ?
上野ファーム
素晴らしい「北海道ガーデン」が広がります。
北海道の気候に合わせた沢山の花々が咲き誇っています。
きれいな花々と庭園に癒されます
旭岳
北海道最高峰の「旭岳」は、ロープウェイで森林限界を超えた1600m地点まで行くことができます。
散策路が整備されており、手軽に雄大な景色を楽しむことができますよ。
美瑛【四季彩の丘】
【四季彩の丘】は、旭川にほど近い「美瑛」にあります。
広大な北海道の景色を楽しめます。
▼四季彩の丘については下記記事をご覧ください。
>>北海道・美瑛【四季彩の丘】JRとタクシーで行ってきた【旭川出発】
もし旭川でお時間があるなら、ぜひ「旭山動物園」や「上野ファーム」、北海道で一番高い山「旭岳」に訪れてみてください。
どこも素晴らしいところばかりです。
旭川からJRで美瑛にある「四季彩の丘」へ足を運んでみるのもおすすめですよ。
移動に便利なバスツアー(6~8月)
旭川市内発で富良野・美瑛への日帰りバスツアーがあります。
JRでの移動では時間配分が難しい方でも、効率よく有名スポットを巡れますね。
▼さらに便利な貸し切り観光タクシーによる名所巡りもあります。
>> 【旭川市内・旭川空港送迎可】さらに便利な貸切観光タクシーで巡る富良野・美瑛
北海道は食材の宝庫
「旅行に行きたくても時間が取れない。体力がなくて長期の旅行はむずかしい」と切ないですよね。
“北海道の旬の食材“を食べて旅行気分を味わってみるのはいかがでしょうか。
もちろん贈り物としての北海道の食材も喜ばれますよ。
北海道は食材の宝庫ですので、「食」から大きな満足感を得られます。
北海道の名物・旬の食材たち
日本最北端の温泉郷【豊富温泉】
旭川をさらに北上すると、日本最北の温泉郷「豊富温泉」があります。
全国的にも珍しい”油分“を含んだお湯として知られ、「アトピー性皮膚炎」や「乾癬(かんせん)」等の慢性皮膚疾患で悩みを抱えている方が、湯治のために全国から多く訪れる「奇跡の温泉」とよばれている名湯です。
「長期湯治」が困難な方に向けて、豊富温泉水に含まれるミネラルなどの自然の恵み・栄養成分を活かしたスキンケア用品があります。
日本最北端の温泉郷だから「湯治に行きたくても行くことができない方」のための全身用スキンケアローション。
「豊富温泉」の効能で、鏡の前で笑顔になれる瞬間を手に入れませんか?
▼ふるさと納税の返礼品でいただけます
>> 日本最北端の温泉郷『豊富温泉』/全身高保湿スキンケアローション
まとめ
特急ライラックとカムイの指定席を乗り比べた結果、【特急カムイ】の指定席の方が座り心地は良かったです。
ただ、ライラックの指定席は1両と半室、カムイは1両しかないため、指定席は込み合っているのに自由席はガラガラということもありえます。
カムイのuシートは座り心地がよくコンセントもあるので便利です
ライラックのシートも座り心地は良いので、どちらの特急列車の指定席を選んでも快適に過ごせますよ。
なお、指定席を選ぶ際には混雑状況を確認することが大切ですね。
【えきねっとトクだ値】を使用すると、乗りたい列車の指定席の空き状況を確認しながらおトクに座ることができます。
▼宿泊料金込みの切符もありますので、いっぺんに切符も宿も確保できて安心ですね。
北海道の名物・旬の食材たち
次の記事>> 旭山動物園で公開中のホッキョクグマ親子(ピリカとゆめ)を写真撮影